ウエディングプランナー 次の結婚式へ会場移動
ウエディングプランナーが一日二組の結婚式を担当する日は、一組目が午前中に式を行うので朝早くから現場、職場に出勤します。少なくとも挙式の3時間前には、現場にいることになります。それ以前から準備にかかっている他のスタッフも当然います。披露宴の最中もその進行をずっと見守り、終わるとすぐ次の組の会場へ移動するといった具合になります。披露宴では新婦があまり食事に手を付けないことが多くなっていますが、ウエディングプランナーは忙しすぎて食事をとることができません。おにぎりをほおばる程度になっています。
二組目の披露宴が終わり、そこでお疲れ様とはなりません。そして会社には次週結婚するカップルからの質問や相談の伝言が届いていたりするので、会場から直帰できることも少なくなっています。こうしてみるとウエディングプランナーは、本当に大変な職業だということがわかってきます。何より気を大変に使う職業で、胃薬が手放せない人もいるようです。ウエディングプランナーになる人は仕事のやりがいや充実感、達成感に人生の目的を置くキャリア志向の人が多いので、収入に完全に満足とまではいかなくてもそこそこもらっているという実感があれば、満足という人が多くなっています。
