ウエディングプランナー 衣装

ウエディングは新郎新婦が主役であり、特に花嫁さんは衣装に対して、憧れやこだわりが強いことが多いでしょう。プランナーとしては、自分の好みや先入観で、衣装を押し付けるのは絶対にやってはいけませんが、かと言って似合っていない物を流してしまうのもよくありません。
結婚式は多くの場合、人生に一度です。晴れやかな一度きりの大舞台ですから、誰しも失敗したくはありません。が、一度きりの舞台というものは、実際に失敗しているかどうかは舞台が終わってから分かるものです。初めての舞台で、新郎新婦が失敗しないよう的確なアドバイスをさりげなくするというのもウエディングプランナーの腕の見せ所です。
プランナーにとっては、月に何度もある結婚式です。「この方には、この衣装が似合う」というイメージが出てくるはずです。ただ、そこは個人の好みですから、新郎新婦が選んだ物が似合えばそれが最高です。しかしながら、自分の好みが自分に似合うかどうかは分かりません。冷静な目で、かつ温かな気配りで、肌の色や髪の色、ライティングや新郎新婦二人の兼ね合いを見定めた上で、ウエディングプランナーならではのアドバイスを心掛けましょう。主役二人の意見をよく聞き、尊重しつつ様々なアドバイスが出来ると良い思い出になるでしょう。